第4回定期演奏会は、2022年6月12日(日)に開催しました。

第1回定期演奏会で、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、ゲスト出演が叶わなかった埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部の皆さんに、ついに出演していただくことができました。
第4回定期演奏会の第一部は、当団の単独ステージでした。
団員からのやりたい!という希望の声が多かった《マーチ ブルー・スカイ》を1曲目に演奏しました。かつての全日本吹奏楽コンクールの課題曲であり、合奏もリクエストが多くみっちり練習もしたため、甲斐あり、団としてはかなり高水準な演奏ができたように思います。まだ活動を開始してから長くないですが、それでも少しずつ積み重ねが、演奏に出てるくるようになりはじめた回だったように思います。


2曲目に、《アメージング・グレース》を演奏しました。第3回の《カンタベリー・コラール》に続き、スローピースにも取り組んでいくことにし、選びました。
3曲目は、有志による《てぃーちてぃーる 〜沖縄民謡による〜》を演奏しました。 合間の時間を探し、少しずつ練習を重ね、2度目の披露でした。国際音楽祭で演奏したときよりも、余裕のある演奏だったと思います。
少しいびつな編成でしたが、工夫しながら、沖縄民謡のノリを出すことを大事に練習した成果を発揮できたと思います。

第1部最後は、《シアター・ミュージック》を演奏しました。
これも団員からの希望、そして第3部が映画音楽というテーマで選曲をしたので、ふさわしいということで選びました。少し難しい曲ですが、チャレンジしたことで、技術的な向上も団としてはかることができました。ソロも多かったですが、それぞれが見事な演奏をしてくれました!
第2部は、ゲストである埼玉県立不動岡高等学校吹奏楽部の皆さんのステージで、4曲披露してくれました。
後半2曲は、4月に入部した1年生も参加して、不動岡の十八番を演奏してくれました。一曲は、3年生と1年生でのステージで、不動岡では珍しい形式での演奏も見ることができました。卒業生も多く所属しており、後輩たちのステージを見て自分たちもまた頑張ろう!と思える素敵な演奏でした。

また、幕間には、アンサンブルも披露してくれました。
第3部は、映画音楽をテーマに、4曲演奏しました。選曲アンケートを行い、団員の意見を大きく反映させたステージとなりました。映画音楽となるとどの曲も長めの曲ばかり……少し大変でしたが、高校生の皆さんとの合同演奏の曲もあり、助けられながら、何より楽しんで演奏することができました。
《ミュージカル「レ・ミゼラブル」より》は3年生と、《ディズニー・アット・ザ・ムービー》は2年生と一緒に演奏しました。(このとき高校生として一緒に演奏した子達の中には、今KFWOに仲間入りしてくれています!嬉しい!!)



アンコールには、《SUMMER》、《美中の美》を演奏しました。
《SUMMER》は、ピアノがとても活躍するアレンジで、いつもと違うテイストの音楽に練習ではとても苦戦しましたが、本番は良い雰囲気で演奏できました。この曲で、映画のエンドロールのように演奏会を締めくくってもよかったのですが、やはり最後は華やかに終わりたい!ということで、マーチで締めくくりました。



プログラム
第1部
マーチ「ブルースカイ」(高木登古)
アメージング・グレイス(八木澤教司 編曲)
てぃーちてぃーる 〜沖縄民謡による〜(福島弘和)
シアター・ミュージック(P. スパーク)
第2部 県立不動岡高等学校吹奏楽部
ジェネシス(鈴木英史)
斐伊川に流るるクシナダ姫の涙(樽屋雅徳)
ディープ・パープル・メドレー (佐橋俊彦 編曲)
宝島 (和泉宏隆/真島俊夫 編曲)
第3部
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より (C.M. シェーンベルク/森田一浩 編曲)
Let’s Swing!! (E. リース、L. プリマ/山里佐和子 編曲)
「サウンド・オブ・ミュージック」ハイライト (J. ビンソン 編曲)
ディズニー・アット・ザ・ムービー (J. ヒギンス 編曲)
パンフレット








ライブ配信
アーカイブが残っています!ぜひご覧ください!
第4回定期演奏会では、第1回定期演奏会で叶わなかった、県立不動岡高等学校吹奏楽部との共演が叶い、とても充実した演奏会となりました!ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!